ダンボール箱の用途は非常に様々ありますが、
個人のお客様でもみなさんもっとも馴染みがあるのは、引越しの場面だと思います。
サイズが適さなくて梱包に悩んだり、運搬に苦労したり、
厚みや強度が不足していたことによって底抜けして大事な家財に傷をつけてしまったり、
ダンボール箱選びは難しいですよね。
ここでは、そんな方々にきっと役に立つ、
引越しに役立つダンボール箱の種類や梱包のポイントをご紹介します。
引越しにおすすめのダンボールの種類
規格ダンボール箱のサイズでいうと、100サイズ、120サイズ、140サイズのダンボール箱が一般的によく使われています。
引越し業者が持参してくるダンボール箱の多くがこのサイズです。
この中では100サイズのダンボール箱がもっとも小さいものになりますが、このようなコンパクトなダンボール箱は、 書籍などの形が統一されていて、かつ重いものを梱包し、運搬するのに適しています。 逆に大きめのダンボール箱は、軽いものをたくさん梱包して一度に運びたいときや、かさばるものに向いています。
430×315×200mm
- ダンボール箱20枚
- 布テープ1個(50mm x 25m)
405×280×240mm
- ダンボール箱20枚
- 布テープ1個(50mm x 25m)
500×355×275mm
- ダンボール箱20枚
- 布テープ1個(50mm x 25m)
- エアーシート1枚(1.2m x 3m)
535×440×330mm
- ダンボール箱20枚
- 布テープ1個(50mm x 25m)
- エアーシート1枚(1.2m x 3m)
550×400×270mm
- ダンボール箱20枚
- 布テープ1個(50mm x 25m)
- エアーシート1枚(1.2m x 3m)
必要数量の見積り方
荷物の量にはもちろん個人差がありますが、引越し業者で目安としている指標でいうと、下記のとおりです。
単身世帯(1ルーム〜1LDK) | 利用ダンボール箱 平均10〜20枚 |
2〜3人の家族(1LDK〜2LDK) | 利用ダンボール箱 平均30〜40枚 |
4〜5人の家族 | 利用ダンボール箱 平均50〜80枚 |
サイズの目安でいうと、カラーボックスの1段分ほどの量が100サイズのダンボール箱でちょうどいっぱいになります。こういったことを目安にダンボール箱の種類と数量をご検討されると良いです。
特に家族で共用の大きな収納などは、どのぐらいのダンボール箱が必要になるか、わかりづらいですよね。あくまで目安ですが、収納によって、靴箱は4〜6枚、冷蔵庫は5〜7枚、食器棚は5〜10枚、押入れは8〜10枚程度が必要になってきます。
また、ご自身で見積もった必要枚数よりも10枚程度は余裕をもって準備しておくと、不足して困ることがなくなるので、おすすめします。
梱包のポイントや留意点
引越しの荷造りのポイントとしては、ひとつのダンボール箱に重たいものだけを入れたり、大きいものだけを入れてスペースを余らせたりすることは避けた方が良いです。
例えば、書籍などをひとつのダンボール箱に目いっぱいに詰めると重くて運ぶのが大変になりますので、半分程度にして、余った上のスペースに軽いものを入れる等組み合わせると効率的に梱包できかつ運搬にも苦労しません。
また、小型家電などのデリケートなものや、食器などの割れ物の梱包は特に注意する必要があります。少量であればクッションやタオルなどと一緒に梱包することで衝撃を和らげますが、場合によってはエアーパック(プチプチ)などの緩衝材を使用して保護した方が良いケースもあります。
不安な方は緩衝材も併せてご用意しておくと良いです。
引越しの便利アイテム
布団袋(ふとん袋)
ダンボールにはなかなか梱包しづらい布団などは、布団袋(ふとん袋)を使用すると便利です。布団袋は表面はクラフト紙ですが、裏面はポリエチレンを使用しており、湿気からも守ってくれます。引越しのときだけでなく、すぐに使用する予定がない布団を収納しておく際の利用もおすすめです。
ハンガーボックス
お引越しで嵩張る荷物であり、そしてそれでいてデリケートに扱いたいのが衣類です。特にクローゼットから一度取り出し、ハンガーを外して、収納して、引越し先で今度はハンガーをかけて再度クローゼットに入れる、という作業を考えると非常に大変です。何よりも大切な衣類にしわや埃がついてしまうことが気になると思います。
そこで便利なアイテムが、ハンガーボックスというダンボールです。
クローゼットの中の洋服をハンガーにかかった状態でそのまま梱包し運ぶことができます。
これは引越しの必需品なので、是非とも活用されることをおすすめします。
【組み立て手順】
- 初めに箱の底から組み立てていきます。
- 箱に書いてある番号の順に組み立てます。
- 側面上部を内側に差し込みます。(左右)※動画内のA・Bをご参照ください。
- 前面を閉じます。
- 最後は上部に蓋をするように閉じます。